求人票では社会保険の確認が重要

日本の高齢化が進むにつれて介護施設も増加したことによって、介護職に携わる人もどんどん増えていきました。介護職は、施設によって気風や方針、仕事内容も大きく変わるので、キャリアアップや目指す介護のために転職をする人も多いです。介護職は、人手が不足していることから、比較的転職しやすい職種ではありますが、転職ができればよいというものではありません。満足のいく転職をするためには、求人票をしっかりと確認することが重要です。介護職の求人票を確認する際のポイントはいくつかあります。多くの人が、仕事内容や給与、勤務時間などを確認しますが、このほかにも社会保険の項目を確認することが必要です。

社会保険とは、様々な種類がありますが、基本的には厚生年金と健康保険のふたつのことを指しています。厚生年金とは、老後に向けた蓄えに当たる保険のことで、国民年金に上乗せされて支払われることになるものです。健康保険とは、企業に勤める人が加入する公的な医療保険制度のことを指します。どちらも指定の時間以上働く場合には、加入させることが決められていますが、どれほどの額が自己負担となるかは、各企業によって異なります。自己負担が大きければ多いほど、手取り額が少なくなってしまうので注意が必要です。また、中には社会保険が完備されていない施設もあるので確認が必要となります。

求人票に「社会保険完備」と記載されているものを選ぶことが前提となるでしょう。そのうえで、どれだけの負担となるのかを訪ねると後悔しません。社会保険に関する情報が書かれた介護職向けのサイト(http://kaigo-shokubaerabi.com)もあったので貼っておきます。